/まちへの寄り添い方

DOG一級建築士事務所との共同設計.

きっかけはDOG一級建築士事務所が新事務所へ移転するにあたり、事務所のサッシをデザインしてもらえないかというところから始まった.

改修前はシャッターがあるだけのがらんどうの空間となっていて、きちんとしたもので区切りたいということが要望であった.

スタディを重ねていきながら、可変性のある柔らかくフレキシブルな境界ではなく、リジッドな構成をとることで建築的な強度をもった境界線をつくり、まちに対して寄り添い方のバランスを考えていくことがお互いの共通認識となっていった.

 

建築空間の際(きわ)50cmに空間をつくっていくにあたり、硬質なマテリアルとして既存のコンクリートブロックを用いることで明瞭なアクティビティを生むリジッドな構成として捉え、対して柔らかく可変生のあるマテリアルとして木を使用することでフレキシブルな内外の関係性を生んでいる.

窓際にあるテーブルは外へと突き出しており、窓を開けると8人で打ち合わせができる半屋外空間となる.

窓際で息抜きをし、時には本音を語り合い、近所の人たちも腰をかけて休憩できる.

今後この空間が別の誰かに使われることになったとき、これがコンテクストとして残り続けて欲しいと願い計画を行った.