/ドッグラン(第一期)

クライアントは中古車販売を営んでおり隣地に敷地を拡張していくにあたって車の展示スペースの一部にドッグランを併設することを計画されていた.以前、隣地ショールームの内装を設計(no.006)させていただいた経緯からお話を頂き、相関性のあるデザインが求められた.
ショールームでは小さな空間に奥行きを与えるための立面的操作としてアールを用いたので、対してドッグランでは広い敷地をレイアウトしていくための平面操作としてアールを用いている.

将来計画としてドッグラン用の敷地を拡張することも想定されており、マスタープランとして次へ繋げていきたくなる「わかりやすさ」を意図した提案を行なった.
第一期としてのDは敷地内に車の展示スペースも兼ねており、それぞれの空間に対するふるまいをフェンス配置によって調整している.
途中大幅なコストダウンの必要が生じたため、部材の見直しや計画を極限まで削ぎ落とすことで必要なものだけ残し、あえて建築としてつくり込まず空間要素の一部を家具や植栽で代用することでより気軽でフレキシブルな環境をつくりそうと試みている.

将来計画地にあるOはペット用のプール、Gはペットホテルを想定しており、近隣にあるトリミングサロンと提携して地域全体でペットのための住環境を整えていく予定.